共同創設者へのオマージュとして造られた単一畑。凝縮したしっかりとした果実味がありつつ、エレガントさもあるシラー。
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57歳という若さこの世を去ったマーク・エストリン(元脚本家)によって2000年に設立されました。
1994年に執筆業を引退すると、その後リカー・ショップのセールスマンに転身。
ワインの世界に引き込まれ、後に自らのワイナリーを設立するとともに醸造家としての道を歩んだ人物です。
脚本家時代にも彼の書きあげた本はテレビ・ドラマとして放映されるほど("Warm Hearts, Cold Feet"/"Bare Essentials" など)でしたが、ワイン業界の各著名人たちが「脚本家時代の時間が勿体無かった…」と口を揃えて惜しむほど、氏のワインメーカーとしての類稀な才能は、作家時代のそれを遥かに凌駕するものでした。
マーク・エストリンにより2000年にわずか50ケースという極少規模にて立ち上げられたガレージ・ワイナリーが 『レッド・カー・ワイン』 です。
彼らのポリシーは単純明快で”誰が飲んでも美味しいワイン”を造りたいその一心で始まりました。
そしてワイナリーの名には1960年代初頭からロサンゼルス市内を走った思い出の電気トロリー「レッド・カー」と名付けました。
レッド・カーはノスタルジックでロマンチックな記憶を蘇らせ当時の人々のエネルギーを感じさせます。古典的醸造法に最新の技術を取り入れブドウ栽培と斬新なキャラクターとオリジナリティーを持つワインを造るべく努力しています。
彼の後を託された醸造家は天才、サシ・ムアマン(現在は退任)。
幼少時代を東京とアラスカ州で過ごしたという彼は、オーハイの名匠アダム・トルマックの元で修行を積み、話題のローヌ系を次々と生み出しました。
いまこの分野で最も注目すべき醸造家の一人に挙げられます。その才能はシラーに留まらず、W&S誌にて2010年度【全米ピノ・ノワール・オブ・ザ・イヤー】と【全米シャルドネ・オブ・ザ・イヤー】の同年にてダブル受賞するという米国史上初、前代未聞の快挙を成した脅威の新星 『イヴニング・ランド』 も彼の作品。快進撃のバトンは確かに引き継がれ、今なお最注目のホット・レアとしてファンを魅了し続けています。