スタッグス・リープが掲げる「ヴェルベットの手袋に包まれた鐵の拳」というスタイルをまさに体現しているフェイの希少なバックヴィンテージ!
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伝説となったスタッグス・リープの自社畑「フェイ」から生み出される特別なワイン。
1961年にネイサン・フェイ氏がカベルネ・ソーヴィニヨンを植樹。
当時、ナパ・ヴァレーはこの品種にとっては寒すぎると考えられていましたが、その常識はこの畑によって覆されました。
たっぷりとした色濃い果実のアロマあふれる香りと甘さのある、きめ細かいタンニン。カベルネ・ソーヴィニヨンの魅力が最大限に引き出された素晴らしいワイン。
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズが掲げる「ヴェルベットの手袋に包まれた鐵の拳」というスタイルを完璧なまでに体現した「フェイ」の希少なバックヴィンテージです。
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ナパ・ヴァレーの歴史を先導してきたスタッグス・リープ・ワイン・セラーズ
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズは1970年にカリフォルニア州北部のAVA、スタッグス・リープ・ディストリクトにネイサン・フェイ氏が、所有していたフェイ・ヴィンヤードを中心に創立。
創立からたった7年後の1976年に、このスタッグス・リープ・ワイン・セラーズのワインは世界を震撼させることとなります。ワイン業界の歴史に残る大事件「パリスの審判(Judgment of Paris)」のブラインド・テイスティング・赤ワインで見事1位に輝いたのです。
しかも、その時のワインは樹齢たった3年のワイナリーのファーストヴィンテージ
『Stag’s Leap Wine Cellars Cabernet Sauvignon 1973』
フランスの名だたるトップシャトーを退けて、アメリカの当時はまだ無名のワイナリーが残した華々しい結果は、フランスワイン界の常識を覆し、同時にアメリカを始めニューワールドワインに歓喜と勇気を与えました。
このワインが起こした「歴史的瞬間」について、つくり手はこのように語っています。
「偉大なワインに共通する性質は3つのR。それは熟度(Ripeness)リッチさ(Richness)、抑制(Restraint)で、これらは世界普遍のものであり、特定産地の特長を超越している」。
その後、2006年に行われた「パリスの審判」リターン・マッチでも2位を獲得、その確かな実力を裏付けています。
“The Iron Fist in the Velvet Glove”
(ヴェルベットの手袋に包まれた鉄の拳)
この言葉がスタッグス・リープ・ワイン・セラーズのワインつくりのスタイルを現わしています。
熟成感と抑制、やわらかさと構成、そして比類なき美しさと長熟の力。これらの要素を、持続的に追求するため、世界でも類を見ないほど精緻で、慎重な注意が払われ、ブドウ栽培からワインづくりがなされています。
2013年より名門アンティノリで世界クラスのカベルネを造る哲学を学んだマーカス・ノタロ氏が醸造責任者に就任。歴代の栽培家、醸造家が後進に残してきた哲学「テロワールへの敬意」「ワインつくりへの情熱」を見事に継承しています。
40年以上経た現在も世界中のファンを唸らせ続けているのは、「伝説のワイン」としての知名度の高さに奢らず、常にワイナリーのスタイルをストイックに追求しているからこそ。
まさに「終わらない伝説」がここにあります。