偉大な父親の後を継ぐ、才能あふれる新世代。レニエの砂質の土壌に深く根を張るガメイから生まれる軽やかで芳香豊かなワイン!
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父であるジャン・ポール・テヴネはマルセル・ラピエールらとともにボージョレの自然なワイン造りをけん引した一人。その息子であるチャーリーもその意思を引き継ぎ現在は父のワイナリーと自らのワイナリーの両方で仕事をしています。
彼の持つレニエの畑は花崗岩の上に砂質が覆いかぶった土壌で、さらに酸化鉄を豊富に含むという特徴を持っており、そんな特徴がこのワインからはしっかりと感じ取ることができます。
中心は濃いルビーの色調 かすかに紫を帯びていてエッジは広い。
香りはまずアタックに特徴的な鉄分のニュアンスが感じられ、その後にクランベリーなどのチャーミングな赤い果実の香り、さらにもう少し色合いの濃いブルーベリーやブラックチェリーのアロマがあります。加えてスミレなどの花のニュアンスにわずかにスパイシーなフレヴァーも感じられ、軽やかでありながらはっきりとしたボリュームのある豊かな香りを持っています。
口に含むと砂質の土壌らしいみずみずしいサラッとした口当たりが心地よく、赤いフルーツのアロマと特徴的な鉄っぽい香りをさらにしっかりと感じることができます。酸はやや少なめでフルーツ感を際立たせ、少なめではあるが心地よいタンニン分がアフターに感じられます。
しっかりと熟した風味をもちながらも軽やかな質感を感じさせてくれるレニエらしい特徴をちゃんと感じさせてくれる素晴らしいクリュ・ボージョレです!
ワインアドヴォケイト誌が「ボジョレーのギャング・オブ・フォー (4人組)」と呼んだマルセル・ラピエール、ギィ・ ブルトン、ジャン・フォアイヤール、ジャン・ポ ール・テヴネの4人、これは彼らが「故マルセル・ラピエールを中心に自然なワイン造り をモルゴンから発信し、フランス、そして世界中へ 広めたのが、この 4人だった」ことを意味しています。
そのジャン・ポールの息子「チャーリー・テヴネ」は父親と共に働きながらワイン造りを学んで、醸造学校へは行かず葡萄と畑、そしてワイン醸造を学び、経験することを第一と考えていました。父親以外のワイン造りも学ぶ為に、ブルゴーニュ、ロ ワール、イタリア、そしてマルセル・ラピエールで働き、 2007 年遂に自分のワイナリーを立ち上げます。
「モルゴンの力強さはジャン・ポール・テヴネで追求できるし、土地が高すぎる。モルゴンとは違う個性のレニエで繊細さを追求したい」とレニエの畑にこだわり、レニエらしい軽やかでいながら芳香豊かな素晴らしいワインを生み出しています。
現在ではジャン・ポール・テヴネの醸造もチャーリーが担当しており、畑の管理、醸造もほぼ同じ条件で行っています。
畑は基本的にはビオディナミで防虫剤、防カビ剤、除草剤は一切使わないこだわりようです。