ロゼワインは甘口と思っていませんか？

ロゼワイン、どんなイメージをお持ちでしょうか。ほんのり甘口？春のお花見ワイン？日本ではそんなイメージかもしれませんが、実はそれでは勿体ないのです。いま、ロゼワインはフランスをはじめ、アメリカ、イギリス、香港など世界中で空前の大ブーム！今回はそんなロゼワインについてご紹介です。

主流は辛口

この時期の大定番「ドライロゼ」世界のロゼワインの主流は、実はドライロゼ（辛口のロゼ）です。有名なのはフランス、プロヴァンスのロゼ。夏のリゾート地では、すっきりとした辛口のロゼをキリッと冷やして楽しむのが大定番。もっと軽く楽しみたいなら、グレープフルーツ果汁で割るカクテル「ロゼ・パンプルムース（ロゼパン）」もおすすめ。ここ数年人気の飲み方ですが、肩肘はらずに気楽に楽しめるのもロゼの魅力の一つです。

マリアージュも気にせず、困ったらロゼ !?

いまフランスでは、ロゼワインが消費量で白ワインを上回っています。夏の定番というだけでなく、ドライロゼの守備範囲の広さからくるものでしょう。ロゼワインには、赤ワインのコクや渋味と白ワインのフルーティ感や爽やかさを兼ね備えているため、さまざまな料理に合わせやすいのです。定番はエビやカニなどの甲殻類、ハムやベーコンと言われますが、魚料理にも肉料理にも合わせられます。スパイシーな中華やタイ料理、和食にもぴったり！マリアージュなど気にせず楽しめるので、ピクニックにも家飲みにも大活躍すること間違いなしです。

これからの季節に、青空のもと楽しみたい「ドライロゼ 3 本セット」を作りました。フランスはボルドー、イタリアはマルケ、シチリアと爽やかな味わいが魅力の 3 本です。まだまだ、日本の店頭には少ないロゼですが、これからの季節に試してみてはいかがでしょうか。

セットの内容はこちら

世界中のワイン評論家が称賛！ホテルや三つ星レストランから注目されているシチリアのワイナリー「フェウド・モントーニ」。代々ヴァチカン宮殿にワインを納めている、長い歴史を持つ名家です。ネロ・ダーヴォラに名声が集まっていますが、このロゼに使われているネレッロ・マスカレーゼも大変素晴らしい。ザクロやクローブ、バラを思わせる華やかな香り。フレッシュでピュアな果実味とバランスの良い酸、旨みを伴うアフターが心地よい1本です。ローゼ･ディ･アデーレとは、先代エリオが最愛の妻アデーレに捧げたバラ園の名前から。とってもロマンチックな由来を持つロゼワインです。

赤ワイン用に造られることが多い黒ブドウ品種サンジョヴェーゼを、ロゼ専用の区画で栽培。プレス後、果皮浸漬させ、程よく色づいたところでセニエして引き続き発酵を続けます。栽培工程から醸造までロゼに拘った1本。チェリーやラズベリーに柑橘のアロマ、爽やかな酸が心地よく残り、アフターまでしっかりと楽しむことができます。さっぱりとしたアンティパストはもちろん、フリットなどとも相性抜群。エチケットには「ローザ・ディ・ヴェンティ（20のバラ）」の文字と、このワイン造りに携わった20名のメンバーの名前が刻まれています。仲間への敬意とこのワインへの思い入れの強さをうかがい知ることができる素敵なボトル。プレゼントやお手土産としても喜ばれること間違いなしのロゼワインです。

軽やかでありながら、たっぷりの果実味も楽しめるボルドー・クレレ。かつて中世のイギリスを中心に「フレンチ・クラレット」と呼ばれ大流行した、淡い色のボルドーの赤ワインです。マセラシオン期間を長くすることによって、ロゼよりも濃く赤よりも淡い色合いと複雑な味わいが楽しめるところが魅力。近年のロゼブームから、また人気が再熱しつつあるこのボルドースタイルの淡い赤ワインをぜひお試しください。