誰もが認める日本最高のテロワール「鳥居平」に隣接する「菱山」。今や日本を代表するマスカット・ベーリーAのポテンシャルを最大限に引き出したワイン。
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1877年、勝沼で最も古い歴史を誇る造り手の一人、旧・今村醸造所(現:シャトー勝沼)が産声をあげて130年余。第三代当主、今村英勇氏が、130周年にあたって立ち上げた造り手が「鳥居平今村」である。この地で50年以上にわたるワイン造りの歴史を持つ当主今村英勇氏が、その威信と名誉にかけて世に問う“日本のファインワイン”。このワインの一滴一滴には、氏が畑に捧げてきた汗と情熱、そして甲州への“こだわり”が“日本の職人魂”として乗り移る・・・。
鳥居平今村の看板は、その名に冠した勝沼最高峰のテロワールを誇る銘畑「鳥居平」にある。
勝沼の多くの造り手が、わずか数ヘクトリットルを望んでやまぬ鳥居平の約半分を所有し、契約農家もあわせて約80%をその手中に収める。勝沼は日本でもトップクラスの銘醸地とはいえ、積算温度がドイツ並に低い一方、夏に40度近く上昇する高温があり、かつ雨が多いという過酷な気候条件下にある。鳥居平はそんな勝沼にあって、南西向きの絶好立地による日照をもって高い積算温度を誇り、“笹子おろし”と呼ばれる富士山からの吹きおろす冷風の通り道にあって夏でも朝晩には気温が下がり、その急斜面ゆえの水はけの良さで多雨条件下でもカビ害や水ぶくれから守られる小区画である。
さらに、肥沃な火山灰土の土壌が多勢を占める勝沼にあって、鳥居平は粘土質に礫(れき:ミネラルを含む小石)を含む土壌ゆえのミネラル豊かなワインを生む。正に“神に愛されたテロワール”であり、「日本のロマネ・コンティ」とも言うべき存在である。
鳥居平の素晴らしさは、このミネラル分による長熟力にあり、同家の甲州1981年を試飲したかのニコラ・ジョリー氏も「素晴らしい畑で造られたワインに違いない」と驚愕し、そのワインを1週間かけて試飲したという。