ふっくらとしたブラン・ド・ノワールのお手本のような味わい!
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ナポレオンの側近家系が造る「裏」グランクリュ
アンドレ・クルエ家の先祖はかつてルイ16世やナポレオンの側近として仕えていて、ナポレオンから譲り受けた領地でブドウ栽培やワイン造りを行っていました。代々、ピノ・ノワールからスティルワイン(非発砲性ワイン)を造っていたメゾンでしたが、現当主ジャン・フランソワの祖父アンドレ・クルエからシャンパーニュ造りが開始。
ピノ・ノワール100%格付けの「ブージー」、「アンボネイ」村に畑を所有しているので、そのブドウを使ったシャンパーニュは“グラン・クリュ”表記が可能ですが、アンドレ・クルエのエチケットには“グラン・クリュ”の表記がありません。かつて有名メゾン・ボランジェから「エチケットのデザインが似ているから変えろ」と言いがかりを付けられ、それに対し「少なくとも1911年からこのデザインだった」という回答をしたところ、ボランジェに「だったらデザインは一切変えずにそのままにしろ」という不条理な要求を突き付けられ、まだ若かった当主ジャン・フランソワはこの要求を承諾してしまい、今でもエチケットのデザインを一切変えず、”グラン・クリュ“の表記がないという経緯があります。
長い間ワイン造りにこだわり続けたジャン・フランソワの努力は実り、2004年スウェーデンの王様に気に入られ、60歳のパーティではアンドレ・クルエのシャンパーニュが振舞われるほど。また、シャンパーニュ専門家リチャード・ジューランの著書「4000シャンパーニュ」では、5つ星中の4つ星と高く評価されている生産者です。