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フリードリッヒ・ベッカー　カルクメルゲル　グラウアーブルグンダー

Kalkmergel Grauerburgunder

泥灰石灰岩を意味するワイン名。ほんのりピンクがかった色合い、酸と旨味がしっかりと感じられる味わい。

4,356円（税込）

生産者: フリードリッヒ・ベッカー
生産地: ドイツ > ファルツ
ヴィンテージ: 2018
タイプ: ワイン > 白ワイン
品種: ピノ・グリ（100%）
アルコール度数: 13.3%
商品詳細: 樹齢：30年発酵：長期低温浸漬後、オークの大樽で発酵熟成：オークの大樽
容量: 750ml
商品番号: DZ1898618

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商品情報

ワイナリーのあるシュヴァイゲン村はファルツの最南端に位置します。

フランスとの国境線に位置するが故に第二次世界大戦後、荒廃して焼け野原になったシュヴァイゲン村。この村の復興を支え、ブドウ栽培農家をまとめ上げて一大協同組合を立ち上げたのが、フリードリッヒ・ベッカーの父でした。

戦後甘口ワインを造る技術に長け、造れば造るほど売れていた時代、協同組合の主力ワインは貴腐ワイン。

フリードリッヒ・ベッカーはそんな南ファルツの一大協同組合の跡取りとして期待されていましたが、石灰岩が隆起したシュヴァイゲン村の土壌と寒暖差のある気候に可能性を感じ、自らが愛するピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)に打ち込むために、周囲の猛反対を押し切って1973年に独立し、ゼロからスタートしました。

当初、貴腐ワイン用の甘いブドウばかり生産していた他の生産者からは「酸っぱくてまずいブドウ」のレッテルを張られ（この時の逸話を童話「ブドウとキツネ」に重ねて個性的なエチケットが誕生しました）激しい非難を浴びながらも、不断の努力とセンスにより、ドイツのピノ・ノワールのトップに上り詰めました。

今では、ワイン評価誌「ゴー・ミヨ」にて前人未到の8回に渡る最優秀赤ワイン賞を受賞、ドイツのみならず、世界に名だたる生産者です。