バレンシアのガレージワイナリー。土着品種で世界へ!
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外観は淡いスミレ色にエッジはガーネット色。
香りは、熟したストロベリー、ラズベリー、バルサミコ、スパイス。黒胡椒のノート。
軽やかな口当たりは実にフレッシュで飲みやすさを感じさせ、ボニカイレ独特の酸味>渋味の構成が際立ちます。とてもエレガントなミディアムボディ。
カン・レアンドロは、2013年にガブリエル・サンチス・メストレ氏(写真:中央)によって設立された、新しいワイナリーです。醸造家でもあるガブリエル・サンチス・メストレ氏は幼少期より祖父のワイナリーを手伝い、地元醸造学校を卒業後、祖父の他界により閉めていたワイナリーを復活させました。現在は3歳年上の兄、アルベルト(写真:右)と二人三脚で、この小規模ガレージワイナリーを切り盛りしています。 カン・レアンドロはスペイン東部のバレンシア州に位置しています。こちらの産地はさらに4つのサブゾーンに分かれており、同ワイナリーは南西部にあるクラリアーノというサブゾーンに属しています。この地域は大陸性気候の影響を受ける地中海性気候であるため、寒暖差が特徴的で、夏は40℃を超え、冬は約ー5℃になることもあります。 カン・レアンドロは30ヘクタールの畑を所有しています。標高450m~600mの場所に位置しており、石灰質と粘土質の土壌で栽培は全て有機栽培です。 また、取り扱っているバレンシア土着品種メルセゲラ(白ブドウ)、ボニカイレ(黒ブドウ)は、彼らの誇りです。メルセゲラは他の白ブドウ品種に比べ熟成速度が遅く熟すまでに長い時間がかかります。商品である「パムポル」に使用するメルセゲラの畑は石灰質土壌の為、酸度のレベルが高くなります。よって、しっかり熟してからの収穫になる。酸度を落ち着かれる為、しっかり熟すことからアルコール度数も上昇します。このような収穫のタイミングを調整することで酸のバランスが絶妙です。