ペルナン・ヴェルジュレス最高の造り手と言われていた父の伝統的なスタイルを引き継ぎ、息子エティエンヌ氏が造り出すブルゴーニュの白ワイン!
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ペルナン・ヴェルジュレスを代表する造り手。グッと重心を落としたコクのある味わいが素晴らしく、ブドウ本来の力強さ、旨味をじっくりと堪能できるペルナン・ヴェルジュレス。
洋ナシや白桃のボリュームのある果実香とレモングラスやグレープフルーツの柑橘に加えて少しの樽のニュアンス、バニラ、リンゴ、スパイス、石灰、蜜など多くの要素が感じられ、派手さはないが力とコクのある香り。
口に含むとじっくりと旨味が下りてきてしっかりとしたエネルギーを感じる仕上がりで、洗練されたというよりは武骨な力強さが感じられる。酸はやや粘りがあるタイプでしっかりとしており、アフターにも旨味がぎっしりとつまる。
この造り手のワイン全体に言える事ですが重心の低い旨味ののったいい意味で武骨な味わいとなっています。
家族経営のドメーヌで、1950年代にマリウスが妻からブドウ畑を引き継いだのが始まり。
その後、ペルナン最高の作り手と言われた息子のフィリップが新たに畑を購入し、さらに醸造所とカーヴを新設するなど大きな躍進を成し遂げます。
そしてボーカステルで修行をしていた息子のエティエンヌが2006年からドメーヌを引き継ぎ当主となっています。
ペルナン・ヴェルジュレスとアロース・コルトンに約9haの畑を所有し、作付は白ブドウ(アリゴテ・シャルドネ)と黒ブドウ(ピノ・ノワール)が半々ずつ。厳格なリュット・レゾネ(減農薬栽培)を行い、木製発酵槽を使用した父の伝統的な醸造は変えず、軽やかでありながら上品な味わいのワインを造り上げています。
「ペルナン・ヴェルジュレス・ブラン」は「レ・プラント・デ・シャン・エ・コンボット」と「ラ・モラン」の2区画のブドウが使用されています。