南アフリカに残る古木のグルナッシュにこだわった、驚くほどにやさしく滋味深い味わい。
【土日祝日除く】ご指定がない場合、ご注文日から1~2営業日で発送します。
お届け日は、エリアにより出荷翌日から翌々日となります。
南アフリカに残る古木のグルナッシュにこだわり、驚くほどにやさしく慈悲のある味わいに仕上げられたワイン。光を通すやや淡い赤紫の色調でエッジは広い。やや煮詰めたクランベリーとチャーミングな赤い果実の風味が共存し、加えてプラムやチェリー、赤い花の香りが感じられる。さらにバニラやナツメグ、芋焼酎などの甘みのあるスパイスのニュアンスが加わります。口に入れると丸みと柔らかさのあるしっとりとした質感が素晴らしく、上澄みをとったような非常にエレガントな口当たり。中盤にはじんわりとした旨味がしっかりと、でも上品に感じられスイスイ飲めてしまうような心地よさを持っている。酸が少なくゆったりとした果実味をもつグルナッシュという品種の良さをより上品により優しく表現したようなワインで古木の素晴らしいさを再認識できるスタイル。
アルコールも13.5%に抑えられ、まさにこれからのグルナッシュの可能性を広げるワインとなっています。
【ウエスタン・ケープのテロワールをボトルに再現すべく栽培・醸造を行う】
オーバーバーグのボット・リヴァーに本拠地を置く「ボーモン・セラー」でワインメーカーを務めていたマーリース・ニーマン氏は、本業の傍ら、彼女自身のブランドとして「モメント・ワインズ」という名前で、2011年に初めてグルナッシュ・ノワールをボトリングしました。その後数年間兼業を続けたのち、2014年には「ボーモン・セラー」を去り、独立。現在は、ボット・リヴァーの若きワインメーカーであるかの「クリスタルム」の当主ピーター・アラン・フィンレイソン氏が率いる「ガブリエルスクルーフ」の醸造所を間借りして作業を行っています。
彼女は修行をしながら世界各地のワイン産地を旅するなかで、特に旧世界の考え方である「ワインは太陽・土壌・水・地球・関わる人々とその人々のアイデア・経験に大きく左右される」という思想に強く惹かれたと言います。そして彼女の大切にしている故郷、ウエスタン・ケープのテロワールをボトルに再現すべく、ブッシュ・ヴァインや樹齢の高いブドウ畑に焦点を当て、出来る限りをブドウ自身が持つ力に任せて、栽培・醸造を行っています。