美しい酸と果実味のバランスで口中に沁み込む
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アルダー・スプリングズの畑のユニークなクローン459から造られるピノ・ノワール。ダークチェリー、シダーやマッシュルームなどの複雑に香り、滑らかなタンニンと豊かな酸が魅力。
カリフォルニアで活躍する日本人女性醸造家が目指す、力強くもエレガントなワイン
2018年に初ヴィンテージをリリースしたシックス・グローヴズは日本人女性醸造家、平林園枝が手掛けるワインメーカー。
信州北アルプス山麓のリンゴ農家に生まれた彼女は、親戚が味噌醤油や酒造りを行っていたこともあり、幼いころから美しい自然や『発酵』が身近な環境で育ちました。成人しアメリカのニューヨークで商社勤務していましたが、その時にワインのあまりの素晴らしさと奥深さに魅了され、一念発起。名門USデイヴィスで醸造学を学び、2011年に学位を取得後はニュージーランドのクスダ・ワインズ、チリのモンセカーノ、ソノマのリトライ、ナパのマサイアソンなど、数々の名門ワイナリーで修行し、集大成としてシックス・グローヴズを立ち上げます。名前の由来はものづくり精神の継承の意味を込め北陸の薬屋であった先祖の屋号”六丁字”から。買いブドウを自ら選定し、ブドウの特性に合わせて丁寧に醸造、日本人ならではの繊細な感覚で彼女らしいエレガントなスタイルに仕上げていきます。また常に新たな試みに挑戦し続けていて、常識にとらわれない自由な発想とフットワークの軽さも魅力。毎年のリリースはもちろん、今後の活躍が楽しみな造り手です。