さっぱり&フィネスな辛口微炭酸スパークリング
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※ヴィンテージは写真とは異なります
熟した洋梨、花梨、りんごのペーストに、清涼感のあるハーブ、アカシアの花の蜜、ブリオッシュ、微かにナッツが加わった香り。背景には清涼感と厚み。きめ細かい泡・香り・果実味が長く続きます。
おすすめの楽しみ方
熟成すればするほど、澱からの旨味が出て、味わいが増幅します。
【素材との相性】
素材を引き立てる酒質を有しますので、あらゆる食とともにお勧めいたします。乾杯のひと時をはじめ、新鮮な魚介類、野菜料理、漬物、揚げ物、肉料理、チーズ等、幅広い食との相性をお楽しみ頂けます。
【ワインサーヴィス温度】
10度から14度(20℃近くでも美味しく楽しむことができますが、外気温が高い時は冷やし目でお召し上がりください)
平川敦雄 HIRAKAWA ATSUO
国立東京農工大学農学部生物生産学科卒業後、ブドウ栽培学、ワイン醸造学を学ぶため渡仏。フランス農学部門最高峰の養成機関の専門課程を卒業、ボルドー大学醸造学部デュブルデュー研究室で芳香性分子の研究を経て、ボルドー大学醸造学部認定DUADを2007年に首席で取得。その後、ブルゴーニュのドメーヌ・ルフレーヴやボルドーのシャトー・マルゴー、シャトー・シュヴァル・ブラン、その他、コート・デュ・ローヌ、南アフリカ、ニュージーランドなどで、ブドウ栽培、ワイン醸造に携わる。その一方で、レストランサービス歴30年の実績を持ち、日本ソムリエ協会、フランス文部省認定プロフェッショナルソムリエ、フランスソムリエUDSF協会認定のソムリエ呼称を取得。フランス、日本など国内外の世界的に名声を持つホテルや美食レストランで、サービス、ソムリエ、コンサルタントとしても従事。2014年に北海道余市町沢町で農業生産法人平川ファーム、2015年に株式会社平川ワイナリーを設立。経験と感性を最大限に生かし、農業の現場からガストロノミーを追求した、本格的なワイン造りを目指している。
最高のワイン造りは、ブドウが育つ自然環境や風景そのものを香りや味わいの中に映し出すこと
平川氏のワイン造りは、余市のテロワールへの飽くなき探求と産地への深い敬意に溢れています。
果樹栽培に適した気候と豊かな土壌に魅せられ、余市にワイナリーを創ることを決断したという平川ワイナリーの畑は、とても美しい。均一に仕立てられたブドウ樹、土にはラベンダーやハーブ、草が茂っている。端正でありながらも、生命力に満ちた畑が広がっています。畑が持つ気候風土や生態系が、土地固有の味わいとして表れるワイン。まさに余市でしか生まれ得ない唯一無二のワイン造りを行っています。
品種ではなく土地固有の味わいを表現
平川ワイナリーのワインはすべて品種非公開。ワインの情報として産地、品種は欠かせないという人も多いかもしれません。しかしこうすることで、実際には先入観なくワインそのものを味わうことができるため、繊細で美しくも、大地のエネルギーのような力強さをより感じることができます。平川氏はフランスでの経験から、土地固有の味わいを表現できることが重要と考え、品種だけでは表現できない「土地のワイン造り」を行っています。品種のワインではなく、土地のワインを楽しんで欲しい。そんな思いから区画ごとに仕込んだワインづくりをしています。
世界の美食の舞台で楽しまれるワイン造りを目指す
平川氏は、12年間にわたり、フランスの有名ワイナリーでブドウ栽培・ワイン醸造業務に携わると同時に、世界的な名声を持つ美食レストランにてソムリエとしても従事。帰国後は北海道ミシェル・ブラス トーヤジャポンのシェフソムリエを任せられた経歴を持つ、まさに食とワインのスペシャリストです。その幅広い知識と経験を持つ平川氏が目指すワインは、世界の美食の舞台で楽しまれるワイン。キュヴェ・ガストロノミックというレストラン専用のシリーズでは、どういう料理がいいかをシェフと議論し、農業と醸造の現場から、ガストロノミーを追求したワインを造っています。