the正統派。上品でまっすぐなシュナンブラン
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質の良い伸びやかな酸が際立つ。洋ナシ、セージ、グレープフルーツの皮のほろ苦さ、アプリコットの甘酸っぱさ。ボリュームがあり丸みを帯びた果実の後にまっすぐな酸がのび心地よい余韻が続く。
他のどの産地のシュナン・ブランとも似ていない、今や珍しい「超正統派」シュナン・ブランの伝道師セバスチャン・ブリュネ
果実や甘み、ゆったりとしたシュナン・ブランが多くなっている今、硬質で高い酸度でミネラルが最大限に引き出された「正統派」ヴーヴレに再び注目したい。もともと1974年に代々、葡萄栽培農家だったミッシェル・ブリュネが「ドメーヌ・ド・ラ・ロッシュ・フルーリー」を設立したのが始まり。アンボワーズからロワール川が蛇行した辺りの右岸、トゥフォー土壌が広がるエリアがヴーヴレ。
ロワールの多くの産地の中で最も難しい産地と言われる。天候の振れ幅が大きいのでロワールで最も天候に左右される産地。毎年の天候を素直に反映したワインこそがヴーヴレだ。基本的には湿気が多く、冷涼な年が多いが、入り組んだ丘陵のお陰で全く雨が降らなく、極度に乾燥する年もある。しかし、夏は短く、酷暑が長く続く事は無いのと土壌自体のPHが低いので圧倒的な酸度は毎年確保されている。『乾燥した年のワインは閉じてしまう。冷涼年は酸度が高く鋭すぎる。どちらも熟成することで本領を発揮する。長期熟成が大切』
土壌は黄色がかったトゥフォー(石灰岩盤)土壌でシレックスと水晶を含む粘土の表土が薄くトゥフォーを覆っている。『低いPHとミネラル豊富で痩せた土壌でテロワールを表現できるのがシュナン・ブラン。その為に大切なのがノンマロラクティック発酵』
(インポーター資料より引用)