パカレが表現するとアリゴテはこうなるのかと驚かされる逸品。骨格だけでなく豊かな肉付きも感じることのできる最高レベルのアリゴテ。
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ブルゴーニュを代表する醸造家であり生産者であるフィリップ・パカレの造るアリゴテ。
シャルドネと比べられなかなか日の目を見ないアリゴテですが、パカレが作るとこうも素晴らしいワインになるのか!と驚くこと間違いなしのすごいアリゴテです!
グリーンの入ったやや淡いイエローの色調で、粘性はややしっかり。
レモングラスや熟したグレープフルーツなどの柑橘の香りに、リンゴや梨の柔らかい果実香、酵母由来の香ばしいナッツ香が豊かに感じられ、加えて少しの火打石、スモーク、鉄分などミネラルのニュアンス。さらに優しい蜜や、わずかにバターの風味も感じ取ることができ、アリゴテとは思えない多彩で芳醇な香りをもっています。
口に含むと丸みと滑らかさのある質感に加え、果実味、ナッツフレーヴァー、火打石系の香りがしっかりと。舌には旨味がたっぷりの感じられると同時に柑橘系のキュッとした酸が心地よく表れ、非常に味わいの要素が多く感じられる。
アリゴテとは思えない肉付きと要素の多さには驚かされるばかり。品種など関係なくワインとしてただただ素晴らしい品質です。
今や自然派ワインの代名詞とも言われるフィリップ・パカレ。
ボジョレー出身で、代々続く栽培・醸造家の家系で育ちました。ボジョレーを代表する生産者・故マルセル・ラピエールを叔父に持ち、幼い頃からワインに関して多くの事を学んでいます。
「プリューレ・ロック」の醸造長を10 年間担当。プリューレ・ロックのワインの評価が世界的に高まると共に、パカレ氏の名声も上がります。その手腕を認められ、D.R.C からの醸造責任者の誘いがあったにも関わらず、2001 年「フィリップ・パカレ」として独立しました。
画一的な手法で、ある決まりきった味わいを造り出すのではく、その年、その土地、その気候が生み出す コピーのできない味わいのワインこそが理想と言います。栽培においては、農薬や除草剤を使用せず、とにかく成熟して健全なブドウを得ることに注力します。除梗をせずに発酵させるため、果梗まで完全に熟した状態で収穫することを理想としています。醸造においてはSO2を用いず、ブドウに付いた天然酵母の力で発酵させます。 ブドウ本来の風味を損なうと考えている作業も行いません。