シャトー・ペトリュスと張り合った伝説を持つ!品質の向上が素晴らしいメルロー100%の自然派ボルドー。
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濃く紫がかったルビー色。
カシスやブルーベリーなど黒系果実に加えて、爽やかな印象を与えるユーカリ香や、インクのようなアロマが特徴的です。
長い樽熟と高い新樽率の割には、樽香は優しくエレガントな印象。
味わいは、若々しいタンニンや鉄分が感じられるものの、非常に柔らかく丸みがあります。
肉付き豊かなメルロの魅力を存分に楽しる定番人気のワインです!
ボルドー右岸サン・テミリオンのすぐ東側に位置するコート・ド・カスティヨン。
僅か10数年前までは高品質なワインが存在するなどとは誰も考えていなかった、このマイナーなアペラシオンから彗星のごとく現れ、そのような状況を変えたのが、この「シャトー・プピーユ」のオーナー、フィリップ・カリーユ氏です。
彼の造り出す「濃く、絹のように滑らかなワイン」は品評会でも話題となり、専門家によるブラインド・コンテストで、最後まであの「シャトー・ペトリュス」と張り合ったこともあるという実力派です。
現オーナーのフィリップ・カリーユ氏の母方の一族は1790年には既にサン・テミリオンでワイン造りをしていた記録があります。
その後、父方の祖先が1850年にスペインより移住し、ワイン造りを始め、シャトー・プピーユを1967年に取得しました。ジャン・マリー・カリーユ氏がワイナリーを取得したのと同じ時期に、現オーナーであり、シャトー・プピーユの名声を不動のものにしたフィリップ・カリーユ氏がこの世に生を受けます。醸造家でもあるオーナーのフィリップ・カリーユ氏は、若い時からその能力を発揮、18歳の時にボルドーを離れ、各地で醸造技術者として請われ、南アフリカで3年、ギリシャで8年を含め、その他にも、アメリカ、チリ、ドイツ、オーストリアといった世界各地のワイナリーで活躍してきました。また、海外での経験により、「自分の嫌いなタイプのワイン、好きなタイプのワイン」を明確に知り、現在のワイン造りにも活かされていると言います。その後、1985年4月にシャトー・プピーユに戻りシャトーでのワイン造りを始め、シャトーの品質・味わいは大きく向上しました。より自然な栽培方法、より厳格な収穫時の選果、樽熟成中に澱とワインが均一に接触する為の回転式樽ラックの導入など不断の改革を進め、年々その品質を向上させています。そして2008年に100%父より完全に引き継ぎ、オーナーとなりました。
フィリップはワイン造りにおいて樽の木の原産地を毎年のブドウの出来によって変えています。
樽にブドウを合わせるのではなく、ブドウに樽を合わせるのです。年のブドウの出来により、リムーザン、トロンソー、アリエ、ヌベールなどのオークの木から造られた樽を選ぶという徹底したこだわりから、最高の品質が生まれます。