世界を驚かせたブルゴーニュ自然派の次世代ワイン!
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ブルゴーニュの歴史ある生産者とは一味違うバックグラウンド(有機栽培生産者の協同組合の組合長!)を持つドメーヌ・ド・ラ・カデットのジャン・モンタネ。その息子が引き継いだドメーヌのシャルドネです。共に学んだ、信頼できる同世代の友人たちがマコンで造るブドウで造っています。
ブルゴーニュの北、ロマネスク建築の最高峰として名高いサント=マドレーヌ大聖堂で知られる、ヴェズレに居を構えるネゴシアン。ヴェズレ周辺のブドウだけでなく、若き当主ヴァランタン・モンタネの、醸造学校時代の友人や、志を同じくする栽培家の多い、ボジョレやマコンのブドウも使って醸造しています。名手と謳われるドメーヌ・ド・ラ・カデットのジャン・モンタネが設立しましたが、現在は醸造学校や海外での経験を経て戻った息子ヴァランタンが、責任者としてワイナリーを経営しています。
無名のワイン産地から衝撃をもたらした父ジャン・モンタネのワイン
ヴェズレは、1世紀にローマ人によってブドウ栽培が始まったフランス最古のワイン産地の一つです。しかし、フィロキセラ禍以後にブドウが植えられたのは、1970年になってからです。世界遺産サント=マリー=マドレーヌ寺院には、今なお世界中から巡礼者が訪れますが、ワイン生産地としては、注目されるようなワインは作られていませんでした。ジャン・モンタネは小麦が栽培され、羊が放牧されていた丘で、1987年にブドウ栽培を始めました。
転機となったのは、ベルナール・ラヴノーの参画です。長熟タイプのシャブリの唯一無二の名手として圧倒的な評価を獲得し、世界中に熱狂的なファンを持つフランソワ・ラヴノーを引き継ぐ前であったベルナールに、協同組合のコンサルタントを依頼したのです。1993年と1994年はベルナールが醸造。さらなる品質向上の努力は続き、1999年には、フィリップ・パカレの協力を得て、亜硫酸非使用でピノ・ノワールを造り、大成功をおさめ、同様に白ワイン醸造も変え始めました。
このワインの登場が世界中のマーケットにもたらした衝撃は、どれほど大きかったか。フレッシュでここちよい酸と果実味、醸造家の高い腕を感じるとともに、お手頃な価格という組み合わせは、無敵でした。『ワイン・アドヴォケイト』にとりあげられたこともあり、ヴァン・ナチュールファン以外のマーケットでも高く評価されたと思います。
「ドメーヌ・ド・ラ・カデットを始めた時、誕生したばかりの生産地で、あまりにも有名なシャブリの近くのワインであるため、フランスの市場では売れなかった。しかし海外、とりわけ日本の好奇心旺盛なワイン関係者に出会ったことで、私たちのワインは購入されるようになった。 おそらく日本人と自然の間には強い文化的関係があるからだと思っている。このような状況が広まって、私たちは畑でもセラーでも、安心して仕事を続けることができるようになった。今では、私たちの最初の畑を植えた1987年に生まれたヴァランタンが、私たちが始めた仕事を続けている。」byジャン・モンタネ
ドメーヌ・ド・ラ・カデットのジャン・モンタネ
左端が頼もしいジャンの息子ヴァランタン
(インポーター資料およびインポーター記事より引用)