赤の甘口!オーストリアの甘口の名手より
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ドライアプリコットの香り、花、オレンジの皮の後に繊細な香り、イチゴの香り。ジューシーで、繊細なタンニン、繊細な蜂蜜のタッチ、ダークベリーのニュアンス、煮詰めたブラックベリーと上質なハーブやスパイス。
オーストリアの最東部ブルゲンラント州にあるクラッハー醸造所は世界トップクラスの甘口ワインの生産者
「セーヴィンケル地域の甘口ワインは世界最高級品に引けを取らない」と主張していた先代の頑固さを笑うものもいましたが、80年代後半より徐々に国内で高く評価されるようになり、1991年には今世紀最良の評価を得て、国内外での地位を確かなものにしました。現在、ゲアハルト・クラッハーがワイナリーの代表として切り盛りしています。世界的に有名なワイナリーに数えられることによるプレッシャーはありますがワイナリーの代表としての責任、精神面、能力、妥協しない意志を父より引き継ぎ、最高級のワインを造る為、日々、努力しています。彼の子供たちもまた幼少期から家族の仕事に大きな関心を持っています。
産地は、ノイジードル湖がもたらす蒸気や夕方の霧、内陸で夏場暖かくなるパンノニア平原の気候を通じて、温暖湿潤な場所です。これらの条件が揃うと、ボトリチス・シネレア(貴腐を発生させる菌)がブドウにうまく作用し、ベーレンアウスレーゼやトロッケンベーレンアウスレーゼなどの素晴らしい甘口ワインの基礎となります。
深い霧は菌の繁殖を促し、甘口ワイン向きのブドウを作る
貴腐菌のついたブドウは果皮から水分が抜け、凝縮した果汁と独特の風味を生み出す
33haの所有畑にはウェルシュリースリング、シャルドネ、トラミナー、ピノグリ、ショイレーベ、ヴァイスブルグンダー、ツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、等が植えられています。甘口ワインに関しては、2つの製法を採用。500から3000Lのアカシア樽でゆっくりと発酵させることによりアルコール分が比較的低く、残留糖分が高いのが特徴。爽やかでフルーティーな味わいを実現。この製法をZwischen den Seen(湖の間)と呼んでいます。伝統を守りつつも、クラッハーは世界の甘口ワインを研究し、特にソーテルヌワインに敬意を表した製法であるNouvelle Vague(ヌーベル バーグ)は上品なバリック樽で熟成したシリーズで世界に通用する実力を示しています。
オーストリアとハンガリーの国境にまたがるノイジードル湖は300種類もの鳥が生息するという、自然豊かな産地から生み出されるワイン(写真はオーストリア政府観光局公式サイトより)
(インポーター資料および生産者サイト、オーストリア政府観光局公式サイトより引用)