古くから伝わる銘醸畑の優れたテクスチャーと骨格!シルヴァン・パタイユのマルサネ・ルージュ「ル・シャピートル」
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チェリー、野生のベリー、シナモン、オレンジの皮、牡丹のアロマ。ミディアムからフルボディで豊満で層があり、凝縮感があり、生き生きとした酸と長く塩味のあるフィニッシュ。優れたテクスチャーとしっかりとした骨格を備えています。長期熟成のポテンシャルもあります。早い時期にお楽しみ頂く場合は早めの抜栓かデカンタージュがお勧めです。
古くは教会の支部(=Chapitre)の所有していたとされる畑で、最初にブドウ樹を植えたのは大司教だとされています。5haの区画の内、シルヴァン・パタイユは北側斜面上部を所有しています。
シュノーヴ村のクリマの一つで、砂砂利でカルシウムが豊富な土壌からは、優れたテクスチャーと骨格のワインが生まれます。その為シルヴァンのワイナリーでの試飲でも、最後に試飲されるワインです。
18世紀まではコート・ド・ニュイのワインの中でジュヴレに並んで一番高い値段で流通されていましたが1936年に制定されたAOCの規格からはもれてしまいました。この畑の重要性を長年訴えてきたシルヴァンですが、2019VTからついに、INAOがこの畑の格付けを地域名格から村名格への変更を認めました。
マルサネの評価を一新する力量を持つドメーヌ
コート・ド・ニュイの北の端、マルサネの評価を一新する力量を持つドメーヌ。当主シルヴァン・パタイユは、ボーヌとボルドーの二つの醸造学校を卒業後、故郷ブルゴーニュで醸造コンサルタントとして活躍。1999年に祖父の畑を譲り受け、自社生産を開始。現在は契約畑を含め15haを耕作しています。
温かさの奥に確たるエネルギーに溢れるピノ・ノワール
2008年からは一部の区画でビオディナミも開始。醸造は野生酵母のみで、原則的に全房で発酵させ、過度な抽出を避け、まるで果皮を煎じるようにゆっくりと長めのマセレーション(30日前後)を行う。熟成には大樽も併用。その結果生まれるピノ・ノワールは、温かさの奥に確たるエネルギーに溢れ、ミネラル風味と清涼感、美しい果実味と繊細な味わいがあります。
ナチュラル志向が感じ取れるワイン造り
清澄をせず、軽く濾過をしてボトリング。SO2の使用も非常に低く、ナチュラル志向が感じ取れます。ロゼにも1930~1956年植樹の古木を使用。マルサネ・ルージュ・ランセストラルは1930~1945年植樹の古木のみ使用。その手腕は現地でも高く評価され、現在醸造コンサルティングの契約も15社に増加しています。
外観
濃いルビーレッドにスミレの反射。
香り
チェリー、野生のベリー、シナモン、オレンジの皮、牡丹のアロマ。
味わい
ミディアムからフルボディで、豊満で層があり、凝縮感があり、真面目で、生き生きとした酸と長く塩味のあるフィニッシュ。
フランスの伝統的な牛肉の赤ワイン煮込み料理。ワインの凝縮感と酸味が、ビーフブルギニヨンの深い旨味やスパイスと素晴らしい調和を生みます。長時間煮込まれた牛肉と野菜のリッチな風味が、ワインの骨格を引き立てます。
ラム肉の風味と脂のリッチさが、マルサネ・ルージュのしっかりとしたボディと複雑なアロマに良く合います。特に、ローズマリーやタイムといったハーブを使ったグリル料理は、ワインのスパイスやフローラルな香りを引き立てます。
ポークロインのロースト ハチミツとハーブのグレーズ
ローストポークの甘みと豊かな風味が、ワインのブラックベリーやチェリーの果実味と絶妙なバランスを作り出します。グレーズが、ワインの酸味やオレンジの皮の香りと美しく調和します。
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
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