カベルネ・フランのスパイシーさと野性味を感じる力強さを併せ持つ素晴らしいソミュール・シャンピニー。旨味も飲みごたえもしっかりと持ち合わせます!
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カベルネ・フランの素晴らしさが見事に伝わってくるワイン。熟した赤い果実の香りに、適度に黒系の果実のニュアンス。非常に凝縮感のある果実感の後ろで、杉やミントなどの清涼感のある香りが非常に心地よいアクセントになっている。さらに土や石、適度な獣香なども複雑さを後押しして、アフターには旨味のある余韻が続く。力強くも上品なフランの良さを見事に引き出したワイン。
ビオディナミで生命力溢れる畑に
「シャトー・イヴォンヌ」は、16世紀に僧侶達によって造られた荘園でしたが徐々に衰退、優良畑も荒廃してしまいます。 1997年に、この優良畑を復活させるべく、新しいオーナーがクロ・ルジャールの奥様フランソワーズ・フコ ーの協力でビオディナミを導入。クロ・ルジャール同様に自家製の調剤を使い、土壌の活性化と痛んだ古い樹の治癒を行い11ha、28区画もの 畑を生き返らせることに成功します。しかし、オーナーがフランソワーズ女史の耕作方法に理解を示さず頓挫してしまいます。その後、2007 年にフランソワーズの薦めでブルグイユのドメーヌの息子「マチュー・ヴァレ」が買い取り、現在に至っています。
畑は、10年間のビオディナミによる治癒で畑は生命力を取り戻し、畑は最高の状態に仕上がりました。フランソワーズのオマージュでイヴォンヌという名称を続けています。フランソワーズ女史のビオディナミだけでなく、古い樹を残し、収量をクロ・ルジャール並みに極限まで抑えているのも変わっていません。畑は20年以上化学薬品を使っておらず、醸造所も引き継いだので蔵付き酵母も発酵温度や熟成環境も以前の通りとなっています。