見逃すべからず!ブルゴーニュ南部のシャルドネ王者
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コート・ドールのシャルドネを彷彿とさせるフリンティさとプイィ・フュイッセらしい厚みを持ち合わせたワイン。洋ナシや白桃の香りに石灰、火打石のニュアンスが感じられ、加えてバニラや蜜、スパイスの香りもあります。プイィ・フュイッセらしいリッチさとコート・ドールの気品を兼ね備えたワインとなっています。
こちらは入荷&即完売だった大好評セット「ブルゴーニュ南部におけるシャルドネの王者!プイィ・フュイッセ2本セット」の一本です。セットを買い逃した方も、プイィフュイッセが気になる方も!
プイィ・フュイッセとは
プイィ・フュイッセはブルゴーニュ地方マコネ地区のシャルドネの王様ともいえる存在で、なんと1936年にAOCに認定された重鎮。コート・ドールの名だたるシャルドネとはまた違った個性を持つ高級老舗アペラシオンです。ヴェルジッソン、ソリュトレ・プイィ、フュイッセ、シャントレの4つの村で構成されており、標高200~300mの東から南東向きの斜面の畑がほとんど。ソリュトレの岩山やヴェルジッソンの岩山などが切り立つ独特の雰囲気を持つ地形をもち、その裾野の丘陵地にブドウ畑が広がっています。土壌はコート・ドールとほぼ同じジュラ紀の石灰岩を母岩とした粘土石灰質。2020年から22区画の1erクリュの畑が認定されたことで一層注目が集まっています。
ソリュトレの岩山の上から見たマコネ地区の景色。むき出しの石灰岩がよくわかる写真
プイィ・フュイッセの特徴
コート・ドールよりも南に位置し、より温暖な気候のためより豊かでボリュームのある果実味をまといますが、ただふくよかなだけではなく、素晴らしいテロワールに裏打ちされた上品さを兼ね備えます。アフターにはほのかにナッツのフレーヴァーが再度リッチさを後押しし、非常に高い満足感を得ることのできる味わいとなります。その豊かな味わいには素材ではホタテやエビ、ソースではクリーム系のソースとの相性は抜群です。
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ブシャール・ペール・エ・フィス
ドメーヌの歴史
ブシャールの創業は1731年。1775年にヴォルネーのカイユレ畑、タイユピエ畑などを取得し、ワイン業を開始しました。大躍進を遂げたのは、3代目のアントワーヌ フィリベール氏の時代で、フランス革命の時に国に没収され、民間に払い下げられたポテンシャルの高い畑を次々に購入し、所有面積を広げていきました。1820年アントワーヌ氏はルイ11世と12世が築いたシャトー ド ボーヌ城を購入、地下を熟成庫とし、現在も使用しています。1970~80年代、一時ブシャールは衰退の時期を迎えますが、1995年にシャンパーニュ アンリオを所有するジョゼフ アンリオ氏が経営を引き継ぎ、畑から醸造などあらゆる面に置いて改革を行いました。そのため、現在ブシャールの品質は向上し、世界に名が知れ渡るドメーヌに返り咲きました。
自社畑のブドウから造るドメーヌワインだけではなく、長期契約だからできる栽培指導を行い、ブシャールのスタイルに合った栽培家からのブドウを購入しています。
病害対策、果実の生産環境、多様性な生物環境をふまえた様々な条件をクリアして、2015年、環境に配慮した農法レベル3の認証を受けました。
栽培
コート ドールを中心に、グラン クリュを12ha、プルミエ クリュを74ha、総面積130haの畑を所有しています。約30の畑に気象台を設置し、気象データを収集。地中の温度や湿度まで把握し、病害が発生しそうな区画を予想し、ピンポイントで処置を行っています。 収穫は手で収穫し、ブドウをつぶさないように13kgの小型ケースにて運搬しています。その後、醸造所に運ばれたブドウを1階にある選果台にて丁寧に選別していきます。
醸造
ブシャールではテロワールを忠実に表現したワイン造りを目指しています。そのため、樽香は多すぎず、少なすぎずブシャールスタイルを守るため、コニャックのタランソー社と共同で専用の樽製造会社を設立。それぞれの畑に合った完全なオーダーメイドの樽を調達しています。
また、2005年に、地下2階、地上1階のグラヴィティシステムを導入した新醸造所を稼動。果実・果汁にストレスを与えない環境においてワイン造りを行っています。最新型の小型ステンレス発酵槽や熟成樽同様特性の木製発酵槽を完備。区画毎に醸造を行っています。醸造所の地下2階には樽熟庫があり、地下のため安定した温度・湿度でワインを熟成させています。
(インポーター資料より引用)