当たり年2016!開いてくる香りがとっても華やか
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よく熟れた赤いベリーやプラム、薔薇の香りに、お肉を思わせる食欲をそそる複雑な香り。タンニンはしっかりとありますが、繊細でなじんでいます。果実の印象をしっかり残した余韻で清涼感も感じられます。
このワイナリーは、マリア・フェイルズと義理の息子アントニオ・デ・ニコラによって 1964 年に設立されました。バルバレスコ生産地域の中心部にあるネイヴェ村から始め、ランゲ丘陵の他の区画にも広げ、現在では7ha 以上のブドウ畑を所有しています。植えられているのは、主にネッビオーロ。バルベーラやドルチェットのブドウもあり、全体で年間生産量は約 50,000 本になります。
目標は常に「ブドウと地元のテロワールを真に表現した独特のワインを造ること」ブドウ畑では、ブドウが日光に最大限にさらされるように、ブドウは高く、十分な間隔で配置されています。除草剤は使用せず、軽く耕すことで雑草を抑制します。ワイナリーでは、長い時間ブドウ果汁と果皮をつけておくことで、果皮に含まれるタンニンや風味、色素をより多く得ます。熟成はバリックではなく中容量のスラヴォニアンオーク樽で行われます。ワインの自然な成長を促すため、なるべく手を加えずに最小限のプロセスを行います。
現在80歳を超えられており、今のところ跡を継がれる方がいらっしゃらないようで、飲めるヴィンテージが限られてきてしまっている名手の一人です。