2017年のトマ・モレはこのクラスから豊潤で旨味たっぷりの仕上がりです!
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サシャーニュ村の畑のブドウを使うACブルゴーニュ。
トマ・モレは透明感のある美しいワイン造りに定評がある生産者です。熟したリンゴや洋ナシのような上品な香りにキレの良い酸、そこに17年ヴィンテージの個性でもある柔らかさが加わり、温もりのある魅力的なワインに仕上がっています。まるで村名クラスを飲んでいるような気持ちになる美しいワイン。このクラスとして最高の満足度が得られるシャルドネです。
シャサーニュ・モンラッシェ村で華麗な成功と歴史を築き上げたモレ家。トマ・モレはモレ家の10代目に当たります。偉大なる造り手ベルナール・モレを父に持つトマは、幼い頃から父の仕事を手伝い、カリフォルニアでもワイン造りを経験したりと若くから才能を発揮していました。
2007年、父から畑を譲り受ける形で自らのドメーヌを立ち上げましたが、同じタイミングでDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)当主、オベール・ド・ヴィレーヌにその卓越した感性と才能を見出され、2007年よりDRCモンラッシェの栽培責任者を担当するようになりました。
すぐに自らのドメーヌも多忙を極めるようになり、悩んだ末に、代々続いてきた伝統を失ってはいけないと、3年でDRCの職を退きました。トマは、ここでの経験は何物にも替えがたい素晴らしいものだったと語っています。
現在もDRCで働いていた時に実践していた全く同じ栽培法を取り入れており、さらなる高みへと登り続けています。
畑では、テロワールの特徴を最大限に活かすためにビオロジックやビオディナミを実践しています。DRCで学んだ技術を採用し、繊細ながらもテロワールが有するすべての要素を表現できるワインを生み続けています。