フェヴレ社が2007年に獲得したポマールの中でも評判あるプルミエ・クリュ「レ・リュジアン」!男性的で力強く、スパイシーな味わい。
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フェヴレ社はニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置く、1825年創立のブルゴーニュの名高いネゴシアン。
7代目の現当主であるエルワン・フェヴレは、2005年当時25歳という若さでこのグランメゾンを継承しました。
彼に代替わりしてからは畑の耕作は個別のチームによる分担制、ブドウは完全に除梗、樽会社の変更といった栽培、醸造に関わる様々な改革が行われワインのスタイルが大きく変わりました。
以前は若いうちは固く、開くのは長年寝かせてからという典型的な長期熟成型のワインでしたが、比較的早いうちに飲み頃を迎え、かつ長期の熟成もでき得るワインへと進化したのです。
通常ネゴシアンというと買いブドウのイメージがありますが、フェヴレ社は自社畑から造られる、いわゆるドメーヌものが、全生産量の8割を占めます。これは他のネゴシアンと一線を画します。
ブルゴーニュの中心部であるコート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌはもちろん、南部のコート・シャロネーズまで、合わせて120haもの自社畑を所有し、その内のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズやエシェゾーなどグランクリュが10ha、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・サン・ジョルジュやジュヴレ・シャンベルタンのクロ・デ・ジサールなどプルミエ・クリュに25haの畑を持っています。
ボーヌに隣接するポマールは、コート・ド・ボーヌで有名な村の1つで赤ワインのみが生産される場所。
中でも評価の高いプルミエ・クリュ「レ・リュジアン」は2つの小区画(リュー・ディ)に分かれていて、2007年にフェヴレ社が取得した区画は、最も人気がある「リュジアン・オー」、という高い所に位置します。