オーパスの醸造家に学び、豪で開花させた才能
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偉大なるブルゴーニュへの深いリスペクトと醸造家の類まれなセンスから生まれるブレンドの白。主体はシャルドネで、中には1年間スキン・コンタクトさせた2020年産を少量含む、個性的なワイン。
オーパス・ワンの醸造家の下で学び、南オーストラリアで花開いた才能
ニュージーランド生まれのBrendon Keys / ブレンダン・キースは、アルティザンなクラフトワインの造り手が集まる、今、オーストラリアのみならず世界で一番ホットな産地、南オーストラリアのバスケットレンジで、その名声の一翼を担うに値する作品を産み出しています。
NZのギズボーンでワインメーカーとしての歩みを始めたブレンダンは、カリフォルニアに移り、オーパス・ワンの醸造ヘッドを務めていたポール・ホブスの元でスキルを磨きます。その後2004年にはポールに乞われアルゼンチンのヴィーニャ・コボスの設立に参加しています。しかし、ポールを尊敬しながらもブレンダンは、ジュラやアルザス、ブルゴーニュのナチュラルでありながらモダンなスタイルのワインに傾倒していき、2007年に、ついに自らの夢を果たすべく小さなワイナリーをアデレードヒルズの森の中に興しました。
ブレンダンの目指すスタイルはナチュラルですが決して懐古的ではなく、アヴァンギャルドとさえ呼べるものです。野生酵母での醗酵や亜硫酸の最小限の使用(ペティアンはサンスフル)は当然のことですが、オフフレーバーはワインメーカーの矜持として許しません。「SO2を最小限に抑えても破綻の無い作りで、あの品質を保てるのですから凄いです」と、彼のスキルを絶賛するのは、ブルゴーニュのネゴシアンCHANTEREVESです。