太陽の光が降り注ぐカンパニア州、最古の品種ファランギーナ
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高い酸、花のアロマ、ハーブ、ピーチやアプリコット、黄色いリンゴの香り、風味豊かなワイン。土地を反映させたような明るく、酸の高いワイン。ミネラルと優れたテクスチャーを持っています。
古代ローマから続く銘醸地の小さなワイナリー
ヌネスは、カンパーニャ州北部、ナポリとローマの中間、カゼルタの田舎にある小さな町、カリノーラにあるワイナリーです。祖父からの土地を引き継いだ父アントニオ・ヌネスによって2002年にワイン造りがスタートしました。畑は10ヘクタールあり、半分にファランギーナ、残りの半分にはアリアニコとピエディロッソが植えられています。ワイン造りの歴史の中で最古のDOCとされるファレルノ・デル・マッシコに位置し、キケロやホラティウス、ウェルギリウスなどの古代ローマ詩人や、カエサルを始めとする多くの皇帝達がこの土地のワインを好んで飲んでいたとされています。畑は休火山ロッカモンフィーナの斜面に広がる火山性石灰質の土壌で、西側は海、周りにはモンテ・マッシコ、モンテ・アウルンチといった山々があり、1年を通して雨が少なく穏やかな気候に恵まれています。
ファランギーナとは、カンパーニア州最古の品種のひとつ。名前はラテン語のfalangaeに由来しており、古代、ファランギーナのブドウの樹を支えるために畑で使われていたポールが、ローマ兵の軍隊編成であるファランクスに似ていたからだとされています。「フレグレア」と「ベネヴェンターナ」という遺伝的に異なる2種のファランギーナが確認されており、それぞれ異なる特徴のワインが造られています。フレグレアはしっかりとしたストラクチャーと高いアルコール度数を持ち、ベネヴェンターナは花のようなニュアンスが際立っています。ブドウ畑ではこの2種が混在していることが多いようです。
(インポーター資料より引用)