ファルツの美しい自然と、醸造家の情熱が詰まったロゼワイン。

自然に抱かれているようなあたたかみを感じさせる、ボトルの優しい雰囲気。

雄大で穏やかな風景から生まれる情緒豊かな魅力があります。

テイスティング

外観

主体となるピノ・ノワールの軽やかで淡いピンク色

香り

イチゴ、ラズベリー、クランベリー、チェリーなどの甘酸っぱくフレッシュな香りに、リンゴやハーブを思わせる爽やかさ、生のアーモンドなどのニュアンスで表情豊かです。

味わい

赤い果実のチャーミングなフレーバーにメルローの味わいが下支え。微かなスパイスやハーブのニュアンス、旨味もあり複雑な奥行きがあります。

ハーモニー料理

ジャガイモ料理：ジャガイモを香ばしく焼いたシンプルなガレットはロゼワインのフルーティな味わいを引き立てます。アンチョビのソースを添えても。ベーコンの塩気を生かしたジャーマンポテトもおすすめです。

ソーセージやサラミ：キャベツ酢漬け（ザワークラウト）とハーブの効いたソーセージはしっかり冷やしたロゼの最高のお供です。生ハムやサラミは、肉の塩気と脂身が、ロゼワインの果実味とバランスを取ります。

パン: ソフトで塩味の効いたプレッツェルや、トーストしたパンにクリームチーズやサーモンを乗せたオープンサンドもピノ・ノワール主体のロゼの軽やかさとマッチします。

ワイナリー情報

ドイツワイン造りのシリコンヴァレーとも言われるファルツ州のニーダーキエヒェンは、多くの若手ワイン生産者が注目を浴びる地域。ショヤマン兄弟は10年ほど前からワイン造りを始め、最近では多くの人々に知られる存在となりました。彼らはピュアでエネルギッシュなワインを追求していますが、同時に土地の個性も大切にしています。土壌とブドウの健康、そして環境を重視し、畑全体の安定を重視しています。彼らにとって、健康なブドウが上質なワインを生み出すための基本条件であり、それさえ保てば、余計な手を加えなくても良いワインが生まれると信じています。ドイツ国内でも、多くのワイナリーが自然派ワインへの転換を進めており、この動きは今後ますます拡大していくでしょう。

「ブドウにしろ野菜にしろ、より自然な造りに回帰していくことは歓迎すべき流れだと思う。けれど、ワインが面白いのは、その土地の味わいを如実に反映してくれる飲み物だからであるし、そのためにはブドウの健康や樽、セラーの衛生管理など色々なことに注意しなければならない。飲んで美味しければいいという主張は理解できるけれど、僕らは品種や土地の個性を正確に表現するワイン造りを目指したい。」

彼らの畑仕事における理念は、土壌の特徴とそこに現れる唯一無二の個性を引き出すために極力ブドウ樹の生命リズムを乱さないこと。そのためには、土壌を守り、保持するのみならず、土壌の生命力をより一層活性化することが重要となります。そしてビオディナミ農法はそのための手段を提供してくれるのです。

彼ら兄弟にとってのワイン造りとは、ワイン畑を取り囲む動植物とそれら多くの要素間のバランスを保つ人間がいて初めて可能となるもの。その条件が整っていれば、人間がワイン造りに大きく介入する必要性はなくなると強く信じています。

注意事項

※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。

またヴィンテージは、商品名や説明に記載がない場合、商品の画像と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

※商品の性質上、お客さまのご都合での返品・交換は原則としてお受けいたしかねます。 （編集済み）